黒染め、その前に。


こんにちは、東海林です。

春が近づき、新生活を始める方も多いのではないでしょうか。

そんな季節に多いのが“黒染め”のオーダー。

今日はそんな黒染めについてお話しします。


まず・・・基本的に黒染めはオススメはしません。

そして市販の黒染めで染めるのと美容室で染めること。

どんな違いがあるでしょうか?

「黒だから自分でやっても大して変わらないでしょ」

「急ぎで美容室に行く時間がない」

「店で染めるとお金かかるし・・・」

など、様々な理由でセルフカラーをする方も少なくありません。

でも、そこにはかなりの違いがあるんです!


1.市販の黒染めは色がかなり濃く作られている

これは誰が染めても確実に“黒く”なるように作られているからです。

そのために到底髪の色ではないだろうというくらいの色素がたくさん入っているのです。

主に赤、青、黄色の3つが混ざり合って黒という色を作っているのですが、これによって何が起こるかというと、

  • 明るくした時に赤みが強く残る

黒染めに入っている赤い色素のせいです。赤、青、黄色の中で青い色素はアッシュ系のカラーなどと同じように抜けやすく、次に黄色が抜けて行くのですが、赤だけがずっと髪に居座るのです。それによって明るくしても赤みが残ってしまいます。

  • そもそも明るくならない

これが一番の問題ではないかと思います。黒染めで入った染料はなかなか抜けることがなく、仮にブリーチをしても完全に抜けることはありません。半年、一年経っても残ってる、なんて話もあります。仕事や学校の都合で暗くしたけど、また明るくしたいなって時にできなくなってしまう。そんな力が黒染めにはあるんです。

2.市販の薬は傷む

黒染めだけではないですし、もう大半の方が知っていることですが、市販のカラー剤はかなりパワーが強く作られています。これは前述の誰が使ってもという所にも繋がるんですが、元々ほんのり明るい人でも、金髪の人でも、どんな髪質でも同じように染めるために美容室で使う一番強いパワーと同じくらいに設定されています。それを負担のかかりやすい毛先に塗ってしまうと・・・ダメージにつながってしまうわけですね。


大きな問題はこの辺りで、他にも色々とあるのですが、これだけでも十分オススメしない理由にはなりますよね。

黒染めした後は1年、2年くらいは綺麗なアッシュ系カラーなんかもできませんし、明るくしようとしてブリーチや無理なカラーをしたりで、安く済ませようとしたものが余計に時間もお金もかかってしまいます。


では、暗くしたい場合、美容室では具体的にどうするのか。

方法はいくつかありますが、主に

  • 黒染めしたい期間によって濃さを調節する。
  • アッシュなどの色味を最大限濃く入れて“黒く見せる”

などが主流です。

どちらも次のカラーに影響しないよう調節して染めます。

どれくらいの間黒くしたいのか、自然な黒か真っ黒か、次にしたいカラーはあるか、などでも変わってきますし、それによって細かく調合できるのが美容室の強みです。カウンセリング次第で黒染めじゃなくてもいいのでは、なんてこともよくあります。


いずれにしてもご自分の判断だけで行って後悔するのは避けて欲しいものです。

相談だけでも構いませんので、暗くしようと思っている方は一度お話しください。

きっとベストな答えが見つかるはずです。

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